すべては「安全と健康」から… 世界経済を揺るがす事態となるのか。財政危機に陥っているギリシャ政府が、欧州連合の支援の条件として求められていた財政改革案の受け入れの是非を国民投票にかけると表明したことを受けて、欧州連合は、ギリシャ政府が求めていた金融支援プログラムの延長を拒否した。このコラムを書いている段階では、本当に債務不履行に陥っているのかどうかは分からないが、改めて、国民生活に政治が直結しているという事実を突き付けられた感じがする。
わが国においては、今国会で「公職選挙法等の一部を改正する法律」が成立し、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられた。これにより、来夏の参議院選挙では、18歳および19歳約240万人が選挙権を得ることとなる。しかし、先に行われた大分市長選挙では、20歳代の5人のうち4人が棄権しているというショッキングなデータもあり、労働組合としても、産業政策や政策制度課題の改善等を通じて、政治への関心を高めていかなければならい。
さて、7月1日は、今年度入社の新入社員72人が3カ月間の新入社員研修を終えて職場配属となる日である。自分が配属されたときに、どのような挨拶をしたのかは30年以上も前のことなのでまったく覚えていないが、10年振りの新人配属ということもあり、非常に温かく迎え入れていただいたことをよく覚えている。
配属初日は、期待と不安が入り混じって緊張の連続だったと思うが、子を持つ親として「うまく挨拶はできましたか、また、配属先の職場や先輩たちはどうでしたか」などと話を聞いてみたい気持である。
新入社員の皆さんには、これから職場で色々なことがあると思うが、初心を忘れることなく、安全最優先で今後の職場研修に取り組んでもらいたい。
ところで、7月1日から7日までは「全国安全週間」である。全国安全週間は、昭和3年に初めて実施されて以降、毎年実施されており今年で88回目を迎えるが、今年のスローガンは「危険見つけてみんなで改善 意識高めて安全職場」となっている。
大分製鐵所においては、例年、7月1日から8月31日までを「夏季無災害・無事故62日運動」として重点活動を展開しているが、今年は、足下の安全状況を踏まえ、6月15日からを特別重点活動期間と位置付け、具体的な取り組みを展開している。
職場は、大幅な世代交代期を迎えており、技術・技能の継承に懸命に取り組んでいるが、その基本は「決められたルールは確実に守る」安全活動にある。これまで設備の本質安全化を含め様々な安全対策がなされているが、私たちの職場は、大型設備が稼働している職場であり、やはり危険な職場と言わざるを得ない。決められたルールを守らなければ命をも失いかねないのである。
7月2日には、午前8時より大分製鐵所鎮魂碑前で、労使・直協合同による安全誓願式(祈願でなく誓願である)が執り行われ、私も労働組合を代表して玉串奉奠を行う予定である。構内で働く全ての仲間に、お父さん、お母さん、妻、夫、娘、息子など、それぞれの家族がいるわけであり、鎮魂碑に仲間の安全をお誓いするつもりである。
まもなく梅雨が明け、暑い夏がやってくる。組合員の皆さん、暑さに負けぬよう万全な体調管理はもちろん、基本ルールをしっかり守り、先ずは、この夏を無事故・無災害で乗り切ろう!
ご安全に!
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