−働くことを軸とする安心社会の実現に向け、連合運動の更なる前進を− 大分を代表する方言といえば「よだきい(億劫だ、面倒だの意味)」である。その語源は、「余は大義である」と教えてもらったが、どうも怪しい気がする。また、先日、新聞で、大分弁が紹介されていた。この「よだきい」の他、時刻の言い方で、大分では、8時50分のことを「9時前10分」と言うことが紹介されていた。「エッ!これ方言なんだ」と思いつつ、山口県出身のU執行委員に聞いてみたが、やはり山口では、そんな言い方はしないそうである。
ついでに、ソニック号に乗って別府駅から大分駅へ行く途中、「世界の車窓から」で有名な石丸謙二郎さん(大分出身)のナレーションで、大分の紹介が流れるのをご存知の方も多いと思う。その中にも、大分の方言シリーズがあって、ほとんどの大分県人が方言とは知らずに使っている言葉として「離合(りごう)」を紹介している。バスが道ですれ違うことを「バスが離合する」と言うのだが…。さすがに、これは全国的に使われているような気もするが、広辞苑では、「はなれたり集まったりすること」となっており、すれ違うという意味では載っていない。(やはり方言か!)
さて、大分弁の話が長くなってしまったが、今月のコラムでは、連合運動について少し触れてみたい。
連合本部は、10月6〜7日に第14回定期大会を開催し、新会長に基幹労連(新日鐵住金労連)出身の神津里季生(こうずりきお)さんが選出された。神津会長には、連合会派遣時にご指導いただいており、是非とも、労働組合のトップリーダーとして頑張ってもらいたいと思っている。また、連合大分も、10月30日に第14回定期大会を開催し、新会長に佐藤寛人さん(日教組)、事務局長に石本健二さん(基幹労連)、副事務局長に江隈孝徳さん(電力総連)が選出された。(副事務局長1名については当面欠員)今回、運動の要となる事務局長に、当労組の石本健二さんを派遣したわけであり、しっかりと連合運動を支えていかなければならないと考えている。
ところで、「しっかりと連合運動を支える」とはいっても、連合運動とは、どんなものなのであろうか。当然、連合が行う諸活動全般なのだが、やはり、力を入れるべきは連合がめざす社会像「働くことを軸とする安心社会」の実現に向けた取り組みである。
具体的には、働くことにもっとも重要な価値を置き、誰もが公正な労働条件のもとに多様な働き方を通じて社会に参加でき、社会的・経済的に自立することを軸とし、それを相互に支え合い、自己実現に挑戦できるセーフティーネットが組み込まれている活力あふれる参加型の社会である。
現在、非正規労働者の比率は4割近くを占め、また、年収200万円以下の労働者は約1,100万人に達する状況にある。こうした現状を直視し、すべての働く者に適用される最低賃金の取り組みの強化や、労働者保護ルールの改悪を許さない弱い者の立場に立った世論喚起の取り組みなどが強く求められている。
また、このような課題への真摯な対応があってはじめて、労働組合が組織されている人たちはもとより、未組織労働者さらには広く県民・市民に支持される運動となっていくものと考える。石本新事務局長には、大いに頑張ってもらいたい。
最後に、10月27日〜11月9日は読書週間である。
伊藤忠商事名誉理事の丹羽宇一郎氏は、読書によって「心の栄養を与えられた」といっている。心の栄養とは、「自らの心に忠実に生きる勇気であり、憎しみや嫉妬をコントロールする理性であり、弱い者への思いやり」であり、「そうしたしなやかで猛き心こそが危機を乗り越えるときの真の糧になる」といっている。
よーし、本屋に寄って帰ろう!!
ご安全に!
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