ここから勝負!いつも・いつでも 平成生まれの方には全く関係ない話ですが、今年は昭和100年。昭和と平成・令和を比較したり昭和スターを取り扱う番組が多いのも、そんな理由からうなづけます。「あの時代は良かったよ」と心の中で思っている私たち昭和生まれにとって、昭和100年は何か誇らしげな感じもします。
2025年が幕を開けました。今年が皆さんにとって素晴らしい一年となるよう心から祈念します。
今回の年末年始は曜日の配置もあって休みも長くなっています。そうした中、連続操業を支えていただいている多くの仲間がいます。安全・安定生産に日々懸命にご対応いただいていることに心から感謝申し上げます。
一年の計は元旦にあり。
毎年いろいろと考えてはいるものの、すぐに忘れてしまっている、そんな年始を50数回繰り返してきていますが、還暦が近づくにつれ「そろそろ第2の人生をどう過ごすか」こんな考えが頭によぎります。第2の人生とは? 第1のおまけみたいなものか?・・・
例えば、一日8時間・年240日働き、47年勤めたとすると、その時間は約9万時間。一方で、退職した後はどうか。自由な時間を一日12時間、一般的な平均寿命から20年くらいは頑張れるとすると、その時間は約8万7千時間。働いてきた時間とほぼ同じくらいの時間が「第2」にもあるんですね。
もう年だし、体は動かない・あちこち痛いし、ずっと会社勤めだったからゆっくりしたいし、そんな気持ちもあるけれど、自由時間がふんだんにあるならば何もしないのはもったいない。やりたいこと・やれなかったことをやってみる、もしかしたら新しい人生が待ってるかもです。
そう「第2」に限らずとも、いつも「今が一番若い」のはみんな同じ。現役のときだって「いつも勝負できる」「いつでも始められる」のもみんな同じです。失敗してもいいじゃないですか、それも貴重な経験、成功の一つと思えばワクワク感も勝ります。
私たちを取り巻く環境は国内外ともに厳しさを増しています。様々な課題を前に今年も難しい一年となることが予想されます。ですが、そんな厳しいときこそ、高い壁を前にしたときにこそ「ここから勝負」の気持ちが大切です。
そうした一人ひとりの前向きな取り組み・熱量・粘りが、課題を克服する大きな力となること間違いありません。今年一年も全組合員の「心合わせ・力合わせ」をお願いし、本年スタートにあたってのメッセージといたします。ご安全に!
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