信じるか信じないかはあなた次第です 早いもので今日から2月、暦の上では春となりますが、まだまだ寒い日が続いており、コロナ禍で換気が必要な中、執務室など空間の広い労働組合会館は暖房を使っていても寒く、五十肩にはこたえます。(経験者にしかわからない辛さ…)
さて、2020年1月15日、新型コロナウイルスの国内初の感染者が確認されて丸二年が経過しました。足元の感染状況は、年始の「組合長メッセージ」での願いとは裏腹に、第6波の脅威に晒されています。
昨年12月、大分県内の新規感染者「ゼロ」が継続していた中で、連合大分と報道各社の定例懇談会で締めの挨拶を任されることとなりました。その際に話をしたのが、昨年8月の第5波以降、専門家が説明・予想が出来なかった秋以降の新規感染者の急激な減少について予測したAI(人工知能)予測システム(名古屋工業大の教授等が開発)のことでした。「そのAIが、第6波を1月中旬から2月と予測しているので、お酒飲んで都町に繰り出すなら今がチャンスですよ!」と、参加した役員はもちろん記者の皆さんも笑い飛ばしていましたが…、結果はどうでしょう。1月中旬から過去最悪を更新、「まん延防止等重点措置」が適用されました。
AIの予測でもう一つ、筑波大学の教授がAIを使って予測(11月〜12月上旬)した2022年にブレークするお笑い芸人として僅差の2位としたのがM-1グランプリ(12月19日)で優勝したコンビ芸人の「錦鯉」でした。「AI恐るべし」と言うところでしょうか。
ただし、前出のAIは、感染再拡大の時期は的中させましたが、感染規模は第5波の5分の1か10分の1程度と予測していた様です。解析データに変異株のデータが含まれていなかったのでしょうか…。だとすれば、十分な解析データを提供すれば、AIが春季取り組みの要求に対する回答を予測することも可能なのかとも考えます。(そんなことを予測されたら、交渉当事者は大変なことになりますが)
一方、「AIやロボットの発展で、日本で50%の仕事がなくなる(オックスフォード大学と野村総研が発表)」とも言われています。これは、AIに仕事が奪われるということではなく、人口減による労働力不足の補完や機械化・自動化によるヒューマンエラー防止、高い処理能力を活用した膨大なデータの短時間での処理等々、AI等の代替で生産性を上げるとの流れであり、労働者が不安全な個所や状態で働くことを回避出来るとも考えられ、労働組合として適宜的確に見極めていく必要があります。
他方、「車いすの天才科学者」と言われた故スティーブン・ホーキング博士が「われわれはランプの魔神ジーニーを解き放ってしまいました。もはや後戻りはできません。AIの開発は進めてゆく必要がありますが、危険とまさに隣り合わせであることを心にとめておかなくてはなりません。わたしは、AIが完全に人間の代わりになるのではないかと恐れています。…」と、AIに潜む危険性を指摘しています。映画「ターミネーター」の様な世界が来るのでしょうか?
昨年、某テレビ番組で「アメリカのバイデン大統領はAI(脳にAIを埋め込んでいる)」との衝撃的な内容が報じられました。信じるか信じないかはあなた次第です!
ご安全に!
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