みらいは明るいか 皆さん「優先順位付き投票制」をご存じでしょうか。英語でRanked Choice Voting(略称RCV)と表するこの制度は海外では導入されているようです。選挙と言えば候補者の中から一人を選び投票しますが、この「RCV」は一人ではなく、候補者全員にランク付けし投票するというやり方です。
例えば、候補者が5人いたとすれば、あなたが一番推したい候補を1位とし、残り4人の候補についても2位から5位までランク付けします。
この投票制のメリットは、いわゆる「死票」リスクが軽減され多くの意見が考慮されること、また候補者も支援者だけでなく広く高評価を得ていく必要があるため、様々な声に耳を傾けることが期待されるとしています。
先月に行われた衆院選でも批判や対立を煽るようなネガティブな言動を目にしましたし、消費税減税など各党代表の論戦も具体性を欠いていたと思わざるを得ません。皆さんどうでしょう、批判や対立はあなたの心に何か響いたでしょうか、ネガティブな言動は政策を前に進めると思えますか。
上述した「RCV」では相手批判は生じにくいとされています。デメリットは、開票作業の大変なところ。ですが電子投票やネット投票ができれば作業も大幅に軽減され、何百億かかる費用も抑えることができます。
この「RCV」、今回躍進した「チームみらい」の安野氏が動画で紹介しており、それを見るまでは私もこの制度は知りませんでした。無知を知ると同時に、誰かを貶めるのではなくテクノロジーで課題を解決する、こうした「チームみらい」の主張は率直にもやもやが晴れるような気持ちさえ覚えたところです。今回の衆院選で「チームみらい」が躍進した理由はそこにあるように思います。
昨秋の定期大会でもふれましたが、ある本に「2年経ったら再検討、5年続いたら疑い、10年経ったらやめる」と書かれていたことを思い出します。
一見機能しているように見えても、時間が経つにつれ合わなくなることがあります。その問題を放ってしまったり誰かのせいにするのではなく、根本原因を探って、どこを変えれば解決できるのか、状況を冷静に捉えてアップデートする、これを怠ってはならないものです。職場のルールも、私たち労働組合の取り組みにも言えます。組合員とその家族の幸せを追求するならば、なおのこと肝に銘じておく必要があると思います。
未来を明るいものにする、私たちにはその責任があり、それを実現できるのは私たちなのです。
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