自分の事として 9月1日は防災の日。これを含む8月30日からの1週間は防災週間とされ、全国で防災訓練や講演会などが行われています。防災の日や防災週間は災害への備えや心構えを怠らず、より一層強化することを目的としています。
皆さんのご家庭ではどのような備えを行っていますか。わが家では、非常食・水と簡易トイレなどを数日分ストックしていますし、何かあったときは近くの公園に一旦集合することとしています。
では避難したそのあとはどうする?
7月28日に発生した令和8年熊本地震。イオンモール熊本では地震のあとに起きた爆発によって多くの方々が尊い命を失うこととなりました。報道によれば、地震直後の会見で会社は再入館の許可を出したことを否定していましたが、その後、現場にて再入館を許可していたことが明らかになったとのことです。
後講釈なら誰にでも言えるのかもしれません。ですが「現場任せ」が今回の大惨事に至ってしまった要因の一つであることは事実であり、残念ですがこうした事例から私たちは学んでいかなければなりません。
皆さんの職場でも避難訓練は行われています。訓練前にマニュアルを確認し、当日はそれに従い行動する、それを繰り返し行うことで命を守る基本行動を養うことは重要な取り組みです。今回の爆発事故を私たちの職場に置き換えれば、一次避難場所に避難したあとの行動は定まっているでしょうか。「対策本部の指示に従う」、その対策本部はいつ立ち上がり、誰が何をもって判断し誰に伝えるのか、インフラが破壊され通信不能な場合はどうすればよいのでしょうか。
8月に起きた千葉豪雨でも家屋への浸水にとどまらず、多くの死傷者が生じました。
危険が迫っていても「大丈夫だろう」と過小評価したり「例外」扱いする心理が働いてしまい、危険を予測することは簡単ではないものですが、曖昧な対応が守れる命を失わせる結果につながることを学び、そのための備えと訓練を行っておくことは決して無駄ではありません。曖昧な判断、迷いを避けるために様々なケースを想定しておくこと、シミュレーションを通じて想像を巡らせておくことが重要です。
基本的なマニュアルはあるけど「具体的な対応は想定しておらず…」。モノづくりの現場は常に危険と隣り合わせです。であるならば、もっと災害に怯え、自らで命を守るための知恵を出し合っていかなければなりません。ぜひご家庭でも防災・減災について話し合っておきましょう。ご安全に。
|