未来は、「今、私たちが何をするか」に
かかっています! ゴールデンウィークの初日となる4月29日、新型コロナウイルス感染症の影響により、この間、オンライン開催を余儀なくされていたメーデー大分県中央大会が、4年ぶりに若草公園での通常開催となりました。
当日は、あいにくの雨模様でしたが、連合大分に結集する働く仲間はもちろん友誼団体や新聞広告を見ての一般参加者の皆さんが一堂に会することが出来たこと、コロナが収束に向かいつつあることを肌身で感じたところです。
主催者発表での参加者数は1,800人(ステージ上から見た傘の数を思い出すと…、一つの傘の下に3〜4人いた?と思ってしまったのは私だけ?福引抽選会用のナンバリング付きの券が1,800枚以上は配布された様なので、これ以上の詮索は止めておきましょう)。
メーデー大分県中央大会から遡ること6日前の4月23日、第20回統一地方選挙の後半戦と参議院大分県選出議員補欠選挙の投開票が行われました。統一地方選挙の前半選と合わせ大分労組が推薦・支援した候補者は、大分県議会議員選挙で2人、各市議会議員選挙で3人、大分市長と参院補欠選挙の2人の計7人でした。
選挙の結果は、参院補欠選挙を除く6人の候補者が無投票となった2人を含め当選を果たせたことは大きな成果であったと受け止めています。
その一方で、参院補欠選挙において、党本部からの強い要請を受け、任期途中での辞任を選択したうえで退路を断って臨んだ立憲民主党大分県連「吉田忠智」代表の当選を僅か341票差で果たすことが出来なかったのは、痛恨の極みでした。
残念ながら、政策実現推進の観点からは、後退をしたと言わざるを得ない結果となりましたが、この間の取り組みに対する、ご家族を含めた皆さんのご理解とご協力に、心から感謝申し上げます。
今回の一連の選挙では、投票率の低下が大きな課題として残されました。20年振りに大分県政の新たなリーダーを決める県知事選挙で51.45%。今後の政治の方向性を決めるとまで言われた参院補選に至っては、42.48%と大分県内の国政選挙で過去最低を記録し、大分労組の組合員の大多数が居住する大分市は33.24%にとどまるなど、民主主義の根幹を揺るがす憂慮すべき事態となっています。
主権者教育の充実はもちろん、先ずは国民、県民一人ひとりの政治参加につながる施策を喫緊の課題として捉え、取り組んでいく必要があります。
昨年11月の組合長メッセージでも書きましたが、次の選挙のことを考えての予算のバラ撒きばかりの自民党政権では、明るい未来は描けません。
想定される衆院解散・総選挙はもちろん、2年後の参院選に向けて、日本の未来は、「今、私たちが何をするか」にかかっています。それぞれの立場から積極的に行動・発信し、運動の輪を広げていきましょう。
ご安全に!
|