一人の100歩、100人の一歩 この前「やまなみハイウェイ」をドライブしました。久しぶりの景色は懐かしさの一方で新鮮な気持ちにも。昭和から平成へと年号が変わる頃、ようやく大分県も高速道路(大分道)時代となりましたが、それ以前はひたすら下道を走ったもんです。秋が深まる11月は黄金色に輝くススキとか見頃でしょうね。
秋の行楽シーズンの最中、第50回衆議院総選挙が施行され、大分の小選挙区それぞれ熱い戦いが繰り広げられました。先ずはこの間のご対応に感謝申し上げます。ありがとうございました。超短期で行われた今回選挙は、政治とカネなど色々と話題も多かったですが、それでも投票率が過去最低レベルであったことは残念ですし、将来を憂う気持ちも湧いてきます。
いずれにしても、今期後半年度は政治・選挙の一年。今回の衆議院の結果が国政にどう影響するのか注目ですし、年明けには大分市議会議員選挙(2月9日告示、16日投開票)が、来夏の7月には第27回参議院議員選挙が行われます。さらに、今月からは米国大統領選も本格化していきますので、政治の話題に接する機会は例年になく多くなるところです。
選挙に際して「組織の力量が問われる」とか「組織強化にもつなげる」とか耳にすると思いますが、皆さんはどう捉えていますか。
例えば来年2月に行われる大分市議会議員選挙、今日から(11月1日)告示までは丁度100日あります。立候補予定者一人では100日分しかない時間も、支援者が10人増えれば1100日分と大きくなります。これが組織が持つ「力量」であり、支援が拡がれば「力量」もどんどん大きくなっていきます。
一方、同じ100歩でも「力合わせ」「力の発揮」との視点では、一人で歩く100歩よりも100人が刻む一歩のほうが意味ありです。私たち労働組合は、お互いを支え合う・力合わができる仲間で組織しているだけに、「100人の一歩」がいつでもできる組織を目指しています。組織が強化されれば、難しい局面にあっても状況を打開し、変革を生み・物事を動かす無限大の力となるからです。
歩くと言えば「行橋〜別府100キロウォーク」(通称YB100)。今年の大会に我が家から奥さんと長女が初参戦しました。二人とも途中で無念のリタイヤとなりましたが、奥さん36キロ(中津まで)、長女は56キロ(宇佐神宮あたり)まで到達。ソニックでも長く感じる行橋〜中津〜宇佐をよく歩いたもんです。驚き・感心・感動!。「100人の一歩」も「一人の100歩」も、頑張ること・挑むこの価値は、どちらも素晴らしいです。
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